津山・高松の旅 (part5)



 いくつものトンネルを抜け、上の町(かみのちょう)駅を通過。

もうすぐ停車駅に近づきます。
 速度が落ち、トンネルを抜けると、海が見えてきました。
 11時20分、本州側最後の駅、児島(こじま)駅に到着しました。

ここで、JR西日本からJR四国の乗務員に交替します。
 発車すると、山頂に鷲羽山(わしゅうざん)ハイランドの観覧車が見えていました。

これが見えると、瀬戸大橋近しです。
 児島駅を出て、トンネルを抜けると、すぐに海の上を走ります。

トンネルを抜けると、そこは瀬戸大橋だった・・・という言葉が出てきます。

この景色は、はじめてくる人には、驚きを与える感じです。
 瀬戸大橋を渡るときは、このような感じなのですが、橋の上を走行というよりは、くぐっている・・・という言葉が似合います。
 海の上をスピードを出して走行します。
 船も見えたりして、橋上からの景色も最高です。
 下を見ると、かなりの高さであることがわかります。
 島の上を走行するので、島の町並みものぞくことができます。

騒音を配慮してか、島の上を走行中は、速度を落として走っているのが、印象的です。
 海の上に来ると、速度が上がり、反対列車のほうも高速ですれ違って行きました。
 島には、漁港も見え、上から見る景色で島の全貌が見渡せるという感じです。
 工場地帯が見えてくると、いよいよ四国に上陸です。
 四国を踏むと、まずは、大きな工場地帯が出迎えてくれます。
 しばらくすると、鉄道の上を走っていた、高速道路が離れていきます。
 そして、松山方面と高松方面と別れる、大きなデルタ線を通過します。
 途中には、讃岐富士と呼ばれる山が見えるのですが、天候が悪いため、きれいに見えませんでした。
 11時35分、四国側の最初の停車駅、坂出(さかいで)駅に到着しました。
 坂出駅を出ると、海の景色は消えて、山の風景が広がってきます。
 途中には、変わった形の山の形もあり、車窓景色も楽しめます。
 終着駅が近づくと、車両基地が見えてきました。
 車庫には、サンライズと呼ばれる寝台電車の車両がありました。
 11時51分、終点の高松(たかまつ)駅に到着しました。
 この車両を見ると、四国へ来たことが実感できます。




[つぎへ]

[戻る]

[旅日記トップへ]

[トップページ]